Kotlinロードマップ
最終更新日 | 2025年2月 |
次回の更新 | 2025年8月 |
Kotlinロードマップへようこそ!JetBrainsチームの優先事項をいち早くご紹介します。
主要な優先事項
このロードマップの目的は、全体像を把握していただくことです。 以下は、私たちが提供に注力している最も重要な方向性である、主要な重点分野のリストです。
- 言語の進化: より効率的なデータ処理、抽象化の向上、明確なコードによるパフォーマンス強化。
- Kotlin Multiplatform: KotlinからSwiftへの直接エクスポートのリリース、ビルド設定の合理化、マルチプラットフォームライブラリ作成の簡素化。
- サードパーティエコシステムの開発者体験: Kotlinライブラリ、ツール、フレームワークの開発および公開プロセスの簡素化。
サブシステム別Kotlinロードマップ
ロードマップやその項目に関するご質問やフィードバックは、YouTrackチケットにご投稿いただくか、Kotlin Slackの#kotlin-roadmapチャンネル(招待のリクエスト)までお寄せください。
- このロードマップは、チームが取り組んでいるすべてのことの網羅的なリストではなく、最大のプロジェクトのみを記載しています。
- 特定のバージョンで特定の機能や修正を提供することを保証するものではありません。
- 私たちは進捗に応じて優先順位を調整し、約6ヶ月ごとにロードマップを更新します。
2024年9月からの変更点
完了した項目
前回のロードマップから以下の項目を完了しました。
- ✅ コンパイラ: Androidでのインライン関数のデバッグをサポート
- ✅ コンパイラ: コンパイラ診断の品質を改善
- ✅ マルチプラットフォーム: KotlinでXcode 16をサポート
- ✅ マルチプラットフォーム: Kotlin Gradleプラグインの公開APIリファレンスを公開
- ✅ ツール: Kotlin/Wasmターゲット向けに箱から出してすぐに使えるデバッグ体験を提供
- ✅ ライブラリエコシステム: Dokkatooベースの新しいDokka Gradleプラグインを実装
- ✅ ライブラリエコシステム: 標準ライブラリ用の新しいマルチプラットフォームAPI: アトミック
- ✅ ライブラリエコシステム: ライブラリ開発者向けガイドラインを拡充
新規項目
ロードマップに以下の項目を追加しました。
- 🆕 コンパイラ: JSpecifyサポートの最終化
- 🆕 コンパイラ: K1コンパイラの非推奨化
- 🆕 コンパイラ: Kotlin/Wasm (
wasm-js
ターゲット) をベータ版に昇格 - 🆕 ツール: IntelliJ IDEAにおけるKotlin/Wasmプロジェクトの開発体験を向上
- 🆕 ツール: インポートのパフォーマンスを向上
- 🆕 ツール: XCFrameworksでのリソースをサポート
- 🆕 ツール: Kotlin Notebookでよりスムーズなアクセスと体験の向上
- 🆕 Ktor: ジェネレータプラグインとチュートリアルによるKtorへのgRPCサポート追加
- 🆕 Ktor: バックエンドアプリケーションのプロジェクト構造をシンプルに
- 🆕 Ktor: CLIジェネレータをSNAPに公開
- 🆕 Ktor: Kubernetesジェネレータプラグインの作成
- 🆕 Ktor: 依存性注入の使用をシンプルに
- 🆕 Ktor: HTTP/3サポート
- 🆕 Exposed: 1.0.0のリリース
- 🆕 Exposed: R2DBCサポートの追加
進行中の項目
その他、以前に特定されたすべてのロードマップ項目は進行中です。最新情報については、それらのYouTrackチケットをご確認ください。