型安全なHTML DSL
kotlinx.htmlライブラリは、静的型付けされたHTMLビルダーを使用してDOM要素を生成する機能を提供します(JavaScriptだけでなく、JVMターゲットでも利用可能です!)。このライブラリを使用するには、対応するリポジトリと依存関係をbuild.gradle.kts
ファイルに追加します。
kotlin
repositories {
// ...
mavenCentral()
}
dependencies {
implementation(kotlin("stdlib-js"))
implementation("org.jetbrains.kotlinx:kotlinx-html-js:0.8.0")
// ...
}
依存関係が追加されると、DOMを生成するために提供されるさまざまなインターフェースにアクセスできるようになります。たとえば、見出し、いくつかのテキスト、およびリンクをレンダリングするには、次のスニペットで十分です。
kotlin
import kotlinx.browser.*
import kotlinx.html.*
import kotlinx.html.dom.*
fun main() {
document.body!!.append.div {
h1 {
+"Welcome to Kotlin/JS!"
}
p {
+"Fancy joining this year's "
a("https://kotlinconf.com/") {
+"KotlinConf"
}
+"?"
}
}
}
この例をブラウザで実行すると、DOMは直接的に組み立てられます。これは、ブラウザの開発者ツールを使用してウェブサイトの「Elements」を確認することで、簡単に確認できます。
kotlinx.htmlライブラリについてさらに学ぶには、GitHub Wikiをご覧ください。そこでは、DOMに追加せずに要素を作成する方法、onClick
などのイベントにバインドする方法、そしてHTML要素にCSSクラスを適用する方法の例など、ごく一部ですがさらに多くの情報を見つけることができます。