Kotlin Slackの行動規範とガイドライン
Kotlin Slackは、ジェンダー、性的指向、能力、民族性、社会経済的地位、宗教（またはその欠如）に関わらず、すべての人にとって友好的で安全、かつ歓迎される環境を提供することを目指す、包括的な空間です。
そのためには、私たち全員が基本的なガイドラインに従い、そして最も重要なことに、行動規範を遵守することが不可欠です。つきましては、この行動規範と基本的な利用ガイドラインを全文お読みください。これは、読み飛ばして盲目的に同意すべき通常のライセンス契約ではありません。ここにあるのは理由があり、実践的な情報も含まれています。
振る舞い方
- 誠実かつ積極的に参加してください。そうすることで、このコミュニティの健全性と長期的な存続に貢献します。
- 言動において、配慮、尊敬、共感を心がけてください。テクノロジーを採用する際、誰もが異なる学習段階を経験してきたことを忘れないでください。
- 軽蔑的、差別的、またはハラスメントにあたる言動を控えてください。
- 意見の相違は問題ありませんが、議論を目的とした行為や荒らし行為は許されません。
振る舞ってはいけないこと
- 他者に対する暴力の脅威や、暴力的表現を使用してはなりません。
- 性差別的、人種差別的、同性愛嫌悪的、トランスフォビア的、エイブルイスト、その他差別的な性質のジョークを言ったり、そのような言葉を使用したりしてはなりません。
- 性的または暴力的な内容を投稿したり、表示したりしてはなりません。
- 他人の個人識別情報（「doxing」）を投稿したり、投稿すると脅したりしてはなりません。
- 特に性別、性的指向、人種、宗教、または障がいに関連する個人的な侮辱を行ってはいけません。
- 性的関心を示してはなりません。これには、性的なコメントやジョーク、性的な誘いを含みます。
- 上記のいずれの行為も擁護したり、助長したりしてはなりません。
問題の報告方法
もし誰かが不適切に行動したり、この行動規範に何らかの形で違反している場合で、かつあなたのフィードバックを受け入れない場合、またはあなたが直接対峙することを望まない場合は、管理者の一人に連絡してください。主な管理者は、Ilya Ryzhenkov (@orangy) と Hadi Hariri (@hhariri) です。
基本的な利用ガイドライン
Kotlin Slackには、50,000人以上のユーザーがさまざまなタイムゾーンから参加しており、その数は急速に増えています。一日あたりのメッセージの流入や多数のチャンネルは、長期的には多くのノイズと少ない価値につながる可能性があります。私たち全員がガイドラインに従えば、誰もがより有益で快適に利用できるようになります。
- これはKotlinのためのSlackチームであることを忘れないでください。特定の技術に関する一般的な質問（Kotlinで使用されているか否かにかかわらず）がある場合は、StackOverflowのような別のフォーラムを利用する方が良いかもしれません。
- このSlackは公式のサポートチャンネルではありません。コミュニティがJetBrainsおよびKotlinチームの一部のメンバー（接尾辞 [JetBrains]）と共に交流する場です。
- このSlackはバグ報告に最適な場所ではありません。そのためには、YouTrack を使用してください。
- 質問をするには適切なチャンネルを見つけてください。ほとんどすべてのトピックに対応するチャンネルがあります。
- 新しいチャンネルは、よく知られた技術や関心のある分野に焦点を当てるべきです。控えめに作成してください。そして、新しいチャンネルを要求する前に、すでに何らかの形で存在しないことを確認してください。#metaチャンネルで管理者に新しいチャンネルの作成を依頼してください。チャンネルを作成することになった場合は、必ずトピックを設定してください。
- 複数のチャンネルに同じメッセージをクロスポストすることは控えてください。それはスパム行為とみなされます。
- 質問をする際は、忍耐強く待ってください。繰り返さないでください。少なくともすぐには繰り返さないでください。
- 特にプロジェクトオーナー（Kotlinのプロジェクトであれ、他のプロジェクトであれ）に対して、彼らが明確に許可しない限り、質問に答えてもらうために直接ピンやメンションをしないでください。
- メッセージを複数に分割しないでください。すべてを1つのメッセージで質問してください。
- コードブロックを使用してください。コードをプレーンテキストとして貼り付けないでください。SlackはKotlinのマークアップをサポートしています。貼り付けるコードが数行を超える場合は、メッセージ入力欄の横にある
+メニューから利用できる「Code or text snippet」を使用してください。最初の数行のみがすべてのユーザーに表示され、コードに興味のある人はコードを展開して詳細を見ることができます。 - 質問をする前に「こんにちは」や「質問があります」と言うのは丁寧ですが、それは規模が大きくなると機能せず、ノイズの原因となります。よろしければ、質問をする同じメッセージで挨拶をしても構いません。
- スレッドの使用は必須ではありませんが、特に途中から参加する人が会話をより簡単に追うことができるようになるという点を考慮してください。
- メッセージではなくリアクションを使って感謝の意を表してください。これによりノイズが減り、メッセージが伝わります。
- 人々が間違った場所にいる、または間違った質問をしていることを伝えるためにリアクションを使用しないでください。もし彼らが間違ったチャンネルにいる場合は、正しいチャンネルを教えてあげてください。質問の表現が悪い場合は、修正を手伝ってあげてください。共感を持ってください。
- 文化的な違いを考慮してください。よく言われるように、イギリス人が言うことは彼らの意味するところとは異なります。このことをメッセージの受け手としても送り手としても覚えておいてください。
- Slackとの連携を作成しないでください。これは無料プランで運営されているため、数に制限があり、承認されません。
- @channel、@here、その他の通知形式は、たとえチャンネルの所有者であっても無効になっています（残念ながら、Slackはきめ細かい権限を許可していません）。
- 何かを行う方法が不明な場合は、#metaチャンネルを使用してください。
モデレーター
モデレーターは、kotlinlang Slackを他のメンバーにとって安全で歓迎される場所にするためにボランティアとして活動するKotlin Slackコミュニティのメンバーです。モデレーターはkotlinlang Slackの管理者によって承認されます。彼らの責任と従うべきガイドラインは以下に記述されています。
責任
- Slackチャンネルを監視し、行動規範への準拠を確認します。
- コミュニティメンバーがルールに従うのを助けます。
- チャンネルに追加のルールがある場合は、それらが可視化され、最新であることを確認します。
- #reportsおよび#metaチャンネルを監視します。
- プライベートな#moderatorsチャンネルに参加します。
ガイドライン
- モデレーターは友好的な方法でコミュニケーションを取り、他のコミュニティメンバーを助けるために最善を尽くします。
- モデレーターが提案するいかなる変更も、効力が発生する前にすべてのモデレーターと管理者によって議論されるべきです。
プロセス
- 各モデレーターは少なくとも1つのチャンネル、可能であればそれ以上のチャンネルを監督します。
- モデレーターが不適切な行為に気づいた場合、彼らはメンバーにルールとガイドラインを説明し、望ましくない行為を是正する方法を見つけるのを助けます。望ましくない行為が続く場合、モデレーターはさらなる措置のために管理者にケースを報告します。明らかな、および/または特に露骨な違反の場合、違反しているメンバーは直ちに報告することができます。
- チャンネルのルールを設定または更新するために、モデレーターは変更提案を開始し、適切なコミュニティメンバーと議論します。
- モデレーションに関するコミュニケーションは、プライベートな#moderatorsチャンネルで行われます。
- コミュニティメンバーがモデレーターがその責任を怠っている（または望ましくない行為を行っている）ことに気づいた場合、管理者に警告することができます。
モデレーターのステータスの取得と剥奪のプロセス
- 6ヶ月以上Slackコミュニティに在籍しているメンバーであれば、誰でもモデレーターへの申請を歓迎します。
- モデレーターのステータスは、管理者の決定に基づいて付与されます。
- モデレーターのステータスは、次の場合に失効させることができます（このリストは網羅的ではなく、ケースバイケースで更新される可能性があります）：
- モデレーターがその責任を怠り、チャンネル内で問題が発生した場合。
- モデレーターがこれらのガイドラインに違反した場合。
モデレーターのリスト
現時点では、17名の確認済みモデレーターがおり、彼らは合計64のチャンネルを監視する責任を負います。その他のすべてのチャンネルでは、問題が発生した場合、メンバーは任意のモデレーターまたは管理者に直接ピンしたり、#metaにメッセージを投稿したりすることができます。
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著作権
この行動規範は、クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承ライセンス の下で配布されています。テキストの一部は、Citizen Code of Conduct から派生したものです。